英語教育セミナー

熊本大学大学院社会文化科学教育部では、下記の予定で英語教育セミナー「異文化コミュニケーションの視点を通した

英語教育の在り方と課題―CEFR、CLIL、協同学習の理念と実践を中心に―」を開催致します。

プログラム、プロフィール、講演要旨等の詳細につきましては、以下の「社会文化科学教育部ホームページ」をご覧ください。

http://www.gsscs.kumamoto-u.ac.jp/news/298

本セミナーでは、日本における同時通訳の草分けとしてご活躍され、通訳翻訳学をご専門とされる鳥飼 玖美子 先生から基調講演を頂く予定です。

英語教育セミナー「異文化コミュニケーションの視点を通した英語教育の在り方と課題 ―CEFR、CLIL、協同学習の理念と実践を中心に―」

2020年度において、小学校から順次実施される次期学習指導要領、「話す」ことを重視した発信型英語能力の評価を含む大学入学共通テスト(民間英語試験を含む)の導入等により、日本の英語教育は大きな転換期を迎えています。このような状況において、異文化コミュニケーションの視点、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)・CLIL(内容と言語統合学習)・協同学習の理論と実践を取り入れた英語教育が、今後の方向性として提起されています。

本セミナーでは、日本における同時通訳の草分けとして、アポロ11号による月面着陸の同時通訳等でもご活躍された鳥飼玖美子 氏に、英語教育改革の変遷・現状の分析とともに、欧州評議会が提唱する 複言語主義とCEFR の理念及び文化とコミュニケーションの視座に基づいた、CLIL・協同学習の理念を含む、話すことを中心とした英語教育の在り方と課題について基調講演を頂きます。

また、グローバル社会に向けての英語教育の改善及び言語教師の認知プロセス等の研究に取り組まれている武上富美 氏には、CLILと協同学習の理論、中等教育での協同学習による学習者の主体性と思考力の向上及び理論と実践を踏まえた教師自身の指導観の認知変化に関する具体例の考察とともに、CLILが学習者の異文化理解の深化に繋がることについてご講演頂きます。

参加者の方々と共に、転換期の英語教育の在り方と課題について考える場となれば幸いです。

1. 日時: 令和元年10月5日(土)13:00〜17:00(12:30 受付開始)

2. 場所: 熊本大学黒髪北キャンパス 文・法学部本館2階 A1教室

3. プログラム:

基調講演 「異文化コミュニケーションの視点から日本の英語教育を考える」

        鳥飼玖美子 氏(立教大学 名誉教授)

講演    「中等教育でのCLILによる実践可能な英語指導―学習者主体の学習理論から異文化理解へ通じる教育実践へ―」           

                   武上富美 氏(熊本県立大学文学部 講師)

質疑応答・討議

4. 主催: 大学院社会文化科学教育部

博士前期課程英語教育専門職コース 博士後期課程英語教授学領域       

5. 対象:  小・中・高の英語教員、英語教育関係者、大学教員、大学院生・学部生、その他の英語教育に関心のある方

6. 参加費: 無料

7. お申し込み・お問い合わせ先: 大学院社会文化科学教育部社会人大学院教育支援センター

TEL/FAX : 096-342-2390 E-mail : scsien@kumamoto-u.ac.jp

できるだけ、前日までに電話/FAX又はe-mailでお申し込みをお願い致します。

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