K-iTGの宿泊研修に参加するのは初めての上、訪問場所の事前準備、面識のない方と同室になるかもしれない不安などもあり、初日は多少睡眠不足でバスに乗り込みましたが、研修中は眠気を全く感じることなく2日間があっという間に過ぎました。
主な訪問地は以下の通りです。
【1日目】
博多駅集合~吉野ケ里歴史公園~グラバー園~一本柱鳥居(車窓)~原爆資料館~平和公園~如己堂(車窓)~浦上天主堂の崩れ落ちた鐘楼(車窓)~ルート確認2周(車窓)~ホテル(ミーティング)
【2日目】
前日のルート確認~出島~ハウステンボス~米軍基地(車窓)~SSK(車窓)~九十九島~針尾無線塔(車窓)~有田ポーセリンパーク~太宰府天満宮~福岡空港~博多駅にて解散
(車窓ポイントは他にも多くありましたが、特に印象深かったものを記載しました。)
全ての訪問地で、集合場所確認や誘導方法、想定されるミスの対処法、トークのポイントなど、そして車内では訪問地の概要、車窓ポイント、到着前のご案内や指示の出し方など、私のような初心者でもよくわかるよう現役バスガイドさんが丁寧に説明して下さいました。
更に有難かったのは、会員同士でも現地の重要事項をシェアし合えたことです。夕食前には伊都バス関係者の皆様とのミーティングで観光バス業界について詳しいお話を共有して頂きましたが、夕食後には自主研修ミーティングとして、会員同士で今回のルートや歴史について理解を深めました。
また、帰りの車内では、バスのスクリーンを使ったガイディング方法をK-iTG事務局より紹介して頂きました。携帯電話やパソコンの画面とバスのスクリーンを接続した映像を見せて下さっただけでなく、必要な機器や接続方法まで細かく説明して頂きました。
コロナ禍でも安全な旅をお客様に提供できるよう、このような技術を取り入れることが、今後ますます必要になってくると思います。
K-iTG会員の先輩方は、向上心が高い上に、ご自分の知識を惜しみなく共有して下さるので、協会全体が常にレベルアップしているのだと改めて実感しました。
人間的魅力あふれる先輩方のおかげで、4人部屋に宿泊する不安も忘れ、たくさん歩いた疲れのせいもあり、ホテルで熟睡できました。しかし、研修前夜午前4時55分にかけたアラームの削除を忘れ、同室の皆さんを1時間以上も早く起こしてしまったことは、大反省です。申し訳ありません。心の広い先輩方は怒りもせず、逆に落ち込む私を慰めて下さいました。
研修に参加して「楽しかった」と言うと遊んでいたように思われるかもしれませんが、学ぶ楽しさを肌で感じた研修でした。今回学んだことを実践で活かせるよう先輩方を見習って前進しようと思います。
文責:赤間美由紀
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