「通訳案内士のためのLGBTQセミナー」開催報告

4月17日(日)K-iTGと通団連共催でSDGsの取り組みの一つとして、上記オンラインセミナーを実施。全国から延べ200名を超える全国および地域通訳案内士、これから目指す方々、地域DMO、観光関係の皆さんにご参加いただき誠にありがとうございました。

配信はK-iTG事務所よりYouTubeで

第1部は、全国通訳案内士(英語)でありLGBTQ当事者の日隈雅博会員による基礎講座。用語の定義から、世界の現状、各企業の取り組み、NGワードや様々な英語表現について学ぶことができた貴重な機会でした。とても明快で分かりやすい説明と構成で、受講者からも非常に好評でした。終了後にお送りした資料についても「再度復習して活用させていただきまます」とコメントが多数寄せられています。

ファシリテーター水谷会長(左)と日隈会員(右)

第2部は通団連で日々共に活動しているランデル副会長(GICSS)、IJCEE副理事長 山口氏、K-iTG熊本県支部長 浦上氏、日隈会員、ファシリテーターは通団連 水谷専務理事(K-iTG)によるトークセッション。

トークセッションのパネリストの皆さん

ランデル副会長による通団連の紹介と取り組みの説明の後、それぞれのこれまでの多様性ゲストへの経験や考え方などを共有いただきました。もっと意見交換の時間が欲しかったですが、基礎編の第一回目としては学びと情報共有ができた貴重な学びの時間になったと思います。視聴者からはリアルタイムでコメントや質問が来て、最後の15分間の質疑応答の時間にできる限りお答えしました。

ファシリテーターは水谷会長が担当
浦上支部長はクルーズ船での経験を共有

今回、通団連と共催で初めてのSDGsへの取り組みでした。今後、全国通訳案内士、地域通訳案内士、これから目指す方々も含めいろんな形で情報共有や学びの機会を考えて企画運営していきたいと思います。そして何よりも、インバウンドの現場が少しづつ戻ってくることを願っています。パネリストからのエールにもあったように、もう少しぐっと踏ん張って頑張りましょう。そのための準備が生かされる機会がもうすぐです!

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