「観光立県」を進める長崎県のおもてなしの成功事例のナンバー1が発表されました。
今年度創設された「長崎県ツーリズムアワード」の表彰式は28日、長崎県庁で行われました。
23件の応募の中からグランプリを受賞したのはNPO法人「長崎巡礼センター」の入口 仁志 事務局長(73)です。
長崎巡礼センターは世界遺産の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」のガイドを行っています。
入口さんはカトリック信徒ではありませんが、長崎に息づくキリシタンの歴史に早くから目を向け、2006年に長崎巡礼センターを立ち上げました。
入口 仁志 事務局長 「この世界遺産、もっと言うと長崎県民の生き様はすごいんです。このすごいということを来られた方たちに少しでも伝えることができればなって」
入口さんは分かりやすい語り口で解説をするほか、114人の認定ガイドの養成に携わったことが評価されました。